都内に住んでいると、車を所有するメリットはあまりないので、
私も必要な時はシェアカーを使っています。
最初のうちは、シェアカー業界で断トツ1位のタイムズを使っていましたが、
随分前にオリックスに乗り換えました。
理由は、
タイムズは便利すぎるからです。
タイムズとオリックスの比較
両者ともに金額体系は大差ないので、割愛しますが、
私が注目したいのは、「予約」です。
以下、簡単な比較です。
サービス名 | 予約キャンセル | 料金 |
タイムズ | 予約した乗車時間の 1分前までキャンセル可能 | 予約した時間ではなく、 実際に使用した時間で 課金されるので、 早く返却すれば安くなる。 |
オリックス | 予約した乗車時間の 1時間前までキャンセル可能 ※1時間を切ると キャンセル不可 | 早く返却しても 予約した返却時間で課金される。 |
これだけ見ると、普通はタイムズを選ぶでしょう。
私も迷わずタイムズにしました。
契約してわかったこと
タイムズはめちゃくちゃ便利です。
だから「予約がとれない」です。
1分前までキャンセルできるし、長めに予約しても早く返却すればいいしと誰でも考えます。
結果、みんなとりあえず予約します。
使うかどうか分からなくても予約します。
必要以上に長く予約します。
だから使いときに全く使えませんでした。
週末は特にひどいです。
サービスは使いたいときに使えないと全く意味がないので、
タイムズは解約して、オリックスに乗り換えました。
オリックスは制約が厳しい分、予約が取りやすく快適です。
大事なのはバランス
タイムズのサービスは非常に顧客目線で素晴らしいと思います。
一方、その便利さゆえに、使いたいときに使えず、私みたいな離反顧客が生まれます。
自分が使うつもりで開発することは非常に良いことですが、
結果的に顧客満足をさげてしまった良い事例だと思いました。
サービスでは差別化のために、
少し不便にする
利用顧客を選ぶ
ということも場合によっては有効です。