個性なんて必要ない

SNSには個性的な人物を印象づけるために、自称ADHDや自称発達障害の方が数多くいます

彼らのやり方を見て、個性について感じたことを本日は書いていきます

個性の定義

まずは個性とはなんでしょうか?

広辞苑によると、以下のように定義されています

  1. 個人に具わり、他の人とはちがう、その個人にしかない性格・性質
  2. 個物または個体に特有な特徴あるいは性格

一般的な理解とそれほど乖離はなさそうですが「他の人とは違う」、「個体に特有な特徴」の線引きが必要そうです

「他の人と違う」の境界線

私の専門は品質保証ですので、

ここは品質保証らしく3シグマを境界線にします

分かりやすく言うと、1,000人の中に2〜3人存在するくらいの割合です

こう考えると、本当に個性を持った人(=個性的な人)と他者から思われる人は、ほんの一握りしかいないことがわかると思います

個性の本質

1,000人に2〜3人というと、学校や会社全体でも1人いるかどうかです

自分の周りの人や過去を思い出してみてください

心当たりがありますか?

心当たりがある人は、その個性的な人にどんな印象をもっていますか?

おそらく

変な人

ヤバい人

正直あまり関わりたくない人

だと思います

普通から外れるとはそういうことです

個性的な人とはそういう人たちです

個性を求める人たち

SNS上では、自称ADHDや自称発達障害が溢れています

自称〇〇という個性を打ち出して、差別化していこうという戦略でしょう

しかし、その殆どが、ちょっとした人見知り程度で、これでは全く個性ではありません

本当に個性的な人を目指すのであれば、

自分が思う「やばい人」をそのまま実行しましょう

例えば、

初対面の髪の毛が薄い人に「禿げてますね」と言って、そのまま何事もなかったかのように普通に接し続け、注意されても何が悪いのか全く分からない感じを出し続ける

突然、奇声を発して、急に素に戻る。周りの人がジロジロ見ても全く気にせず、無視する

ブルマ姿で何も語らず、駅とかで踊り続ける※SNSで有名ですね

このくらいすれば、周囲の人から個性的な人だと認めてもらえます

個性は攻撃される

既におわかりだと思いますが、

個性は常に攻撃の対象になります

普通じゃない人を褒める文化は日本にはありません

普通の人から見ると、

「個性的な人≒和を乱す人」です

個性の必要性

そもそも個性的だと言われる人は、自分が個性的だとは思っていません

無理に個性的に見せようと振る舞っているわけではなく、発言・行動から個性(≒やばい言動)が溢れ出ているだけです

そもそも「個性的な人になりたい」ということを考えている時点で、残念ですがあなたには個性はないでしょう

ここで考えてほしいことは、

あなたが生きていく上で、本当に個性は必要でしょうか?

個性的になればなるほど、生きづらくなりますよ

本日の問いかけ

無理に個性を出そうとするより、大勢と共感できる能力を最大限に生かしたほうが幸せな生活をおくることができるのではないでしょうか?

持っていないことを嘆くより、既に自分が持っているものに目を向けることが、重要です

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