仕事をするうえで、以下のようなことをよく考えています。
「この仕事は世の中の役に立っているのか?」
「どういった価値を提供しているのか?」
食品は、ないと人間は生きていけないので分かりやすい。
車とかも場所によってはそう。
要するに「人の命に係わる仕事はその仕事の価値が分かりやすい」
一方、化粧品などはどうだろう?
なくても生きていけるけど、あれば人生が楽しくなる。
でも、人生での優先順位は低いよね。。
このあたりがモヤモヤしてたところに、非常に腹落ちする金言をある人から頂いた。
その方は化粧品会社で30年以上働いており、転職経験はなし。
そもそもなぜ、化粧品会社に入社したのか?理由を伺うと、
製薬会社や自動車会社の入社説明会に参加したところ、命に係わる仕事だなと思った。
そんな時に化粧品会社の入社説明会に参加したところ、
「なんて平和な業界なんだ!!」と思い、化粧品業界を選んだとのこと。
たしかに、化粧品は平和な世の中でないと製造も販売も、ましてや使用もできない。
化粧品が世の中を平和にするわけではないけれど、
化粧品は平和の象徴なんだ!とその時、閃いた。
これに気づくと、化粧品会社が中長期ですべきことはおのずと決まってくる。
化粧品の土台は「平和」
判断に迷った時は、ここに立ち返ろう。
久しぶりに頭の中がスッキリしたディスカッションでした。