「組織は戦略に従う」
これは正論ですし、私も間違いないと思います。
でも実際の現場だと「戦略は組織に従う」ことも多いのではないでしょうか?
理想
こういうことをこういう感じでやりたい!=戦略
そのためにはこういう人と構成が必要=組織
全くの正論です。
ただこれを実践できる状況って、現実ではなかなか難しいと思います。
現実
とりあえず新しいことをしたいから人を集めて形にした=組織
これからどうするか決めていこう!=戦略
ぶっちゃけこっちの方が多いのではないでしょうか?
でも私はこれが悪いとは思いません。
実際は、人、モノ、金といったリソースには制限があるので、むしろこっちの方が自然かもしれません。
プロスポーツのチームでもメンバーによって戦い方(戦略)を変えますよね。
ほんとの理想
一番現実的なのは、
「戦略と組織を行ったり来たりする」だと思います。
この戦略をするには、こういう人や組織が必要
この人ならこういう戦略もいける。
こういったトップダウンとボトムアップの繰り返しが、
戦略と組織の絶妙なバランスを生むと思います。
実務は「べき論」ではなく、柔軟に対応したいですね。
私もコンサルティングをするときは、各社それぞれの事情や組織文化を考慮した対応を心掛けてます。