奪い合うから足りなくなる。分け合えば余る。

先日、初めて川越に行きました。

小江戸と呼ばれるだけあって、散策には最高の街ですね。

せっかくなのでネットで見つけた「小江戸さつま庵のおさつチップ」を買いに行きました。

おさつチップの感想


お店の前には、10人以上並んでいましたが、作り置きできる商品なので、比較的サクサク進みます。

また事前にスマホで確認して、どの商品を注文するか決められます。

イイですね👍

商品はインスタ映えするのはもちろん、触感もパリパリで美味しいです。

食べだすと止まらなくなる感じのやつです。

人気になるのも納得です。

商品より気になったこと


今日は、商品の感想を伝えることが目的じゃなかったですw

この商品はパリパリの触感なので、欠片がけっこう下に落ちます。

こんな感じ↓

またお店の前には行列ができているので、近くのお店の前で食べる人もちらほら見かけます。

そんなときです。

偶然向かいの店の店主らしき人が開店準備で外に出てきました。

そして自分の店の前に落ちていた欠片を足で蹴って、店の横の方にどかしました。私が落としたわけではないんですが、私に蹴りつけるような感じです。

また別のお店では、「うちの商品じゃないので、ここで食べないでください」と注意されました。もちろん入り口とかではなく、横手の一通りが少ないところです。

これは本当にもったいない対応です。

私はもちろんこの2店では何も買いませんし、お店にも入りません。

そして、その輪は他のお客さんへ確実に広がっていきます。

正しい対応


「小江戸さつま庵」はもしかすると周囲の店舗とコミュニケーションがうまくいっていないのかもしれません。。実際は分かりませんが💦

お店の人も若そうでしたし、客層も若いので、長年その土地で商売をしている人からすると気に入らないでしょう。

これは特別なことではなく、人気店に対する「よくある嫉妬」です。

でも、利益を確保するためにすべきことは、「協力」です。

人気店の商品の欠片が店の前に落ちていたら、掃除してあげればいいんです。

自分の店の前で他店の商品を食べていたら、

「よかったら、後でのぞいてください」と言えばいいんです。

お客さんも親切な人がいるお店で買い物がしたいです。

人気店の人も、いつもお世話になっている近隣店舗とコラボをしたいと言ってくれるかもしれません。

観光業は1店舗で勝負するビジネスではありません。

地域一丸となって、お客さんに楽しんでもらえる取り組みが重要です。

考え方を変える


100人いるお客さんをみんなで取り合って、仮に10人ゲットできたとしてもそれ以上利益をあげるのは難しいです。

一方、みんなで協力して1,000人のお客さんを集めれば、1%の分け前でも10人です。

私なら後者を選んで、10,000人のお客さんに来てもらえるよう店舗同士で協力します。

今出来ること


コロナの影響で、SNSや自社のホームページをもっとうまく活用してより多く集客したいというオファーが増えています。

デジタルマーケティングは重要ですが、身近に自分たちで出来ることは他にもたくさんあると思います。

奪い合うから足りなくなる。分け合えば余る。

騙されたと思って、一度実践してみてはいかがでしょうか。

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